ストーンペーパー
ストーンペーパーの概要
ストーンペーパーは、石灰岩を素材とした画期的なものです。環境にやさしい製造方法であるだけでなく、紙やプラスチックといった通常の素材に代わる素材です。紙袋やビニール袋に比べ、環境を汚染することはほとんどありません。
ポリエチレンと同様、ストーンペーパーは耐久性と防水性に優れています。また、成形や折り畳みが簡単で、見た目も質感も非常に高いため、ストーンペーパーは従来の紙と遜色なく、簡単に印刷することができます。
ストーンペーパーの特徴
主原料は石灰岩(CaCO3)
8~9カ月で紫外線により劣化分解
約3年で土壌に完全処理
ストーンペーパーのメリット
書いた絵や文字を濡れたタオルなどで、消すことが可能
強度◎、耐久性◎(破れにくい)
災害時に便利
製造過程で木の伐採なし
製造過程で水不使用
燃焼時のCO2発生量が少ない
(バージンパルプに比べ約半分)
防水性◎(雨、飲料)濡れても使用可能
一般インキ(オフセット)の印刷が可能
書き心地◎
合成紙より安い
成形や折り畳みが簡単
繰り返し使用可能
ストーンペーパーのデメリット
高温×
水性インクジェットプリンター、トナー、レーザーに非対応(一部除く)
一般紙より高い
ストーンペーパーの用途
名刺
紙コップ
段ボール
ショッピングバッグ
開発者
台湾龍盟科技股有限公司
処理方法
可燃ごみ(台湾ではリサイクル)